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craft_oneの前身となったcraftは、2000年に目黒通り油面でオープン。当時、ミッドセンチュリーのアメリカのデザインに特化したショップは増えていたが、同時期の北欧の陶磁器やグラスを扱うショプはほとんどなく、それらを中心に据えたショップは皆無。その中でcraftは、Stig Lindberg、Berndt Friberg、Tapio Wirkkalaなどを紹介し、秘かに注目を集めはじめた。特に2001年に店内で開催したStig Lindberg展は、彼の人気に火がつくきっかけになった。

2003年、craftは神宮前に移転。北欧の陶磁器やグラスについては品数を絞り、テーブルウェアよりもスタジオピースに力を入れて、ショップとしての個性をいっそう明確にした。また目黒通り時代から引き続き、デザインやモダンアートに関する古書や、Ilmari TapiovaaraやTapio Wirkkalaによるヴィンテージ家具も扱った。北欧以外の国々へ買い付けで訪れることも増え、徐々にその世界観を広げていった。

2005年、craftは新たにconcrete craftというカフェとして生まれ変わり、ふたたび目黒通り沿いにオープンした。ここではcraftが扱ってきたような北欧のヴィンテージやRussel Wrightなどのテーブルウェアが実際に使われていた。店名のconcreteには、それまでのcraftのフィロソフィを「具現化する」場所という意味合いがある。店内の椅子はコルビュジエチェア。またJasper Morrison、Konstantin Grcic、Ronan & Erwin Bouroullec、Hella Jongeriusらのプロダクトが店内で使われるなど、現代のデザイナーとの接点も増えた。表参道のcraftがあった場所にはafter raftがオープンし、主に北欧の陶磁器と現代のデザイナーによるプロダクトを厳選して扱った。

そして2008年のconcrete craftとafter craftの閉店を経て、2009年5月にcraft_oneがオープン。この店名は、Konstantin Grcicの椅子chair_oneへのオマージュである。

1950〜60年代の北欧の陶磁器に見られる風景画のような自然美を持つ器と、それに合うと思われる暮らしにまつわる物をセレクトしたお店です。

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